■ レーシックよもや話


このサイトは、当管理人が実際にレーシックを受けて、
ふと思ったこなどを書いています。
   


@コンタクトと眼鏡


Aフラップ形成について


Bハローとは


Cドライアイについて


Dレーシック後のトレーニングについて


Eオルソケラトロジー


F視力回復訓練について


G近視は病気か否か?


Hレーシックを決断するとき!!

視力回復レーシック
@コンタクトと眼鏡
コンタクトは今や、多種多様なものが出回っています。カラーコンタクト(前からもありましたが、今はさらに機能が良くなっています)、連続装用コンタクト、使い捨てコンタクトなど、ほんと種類も多くなりました。私もコンタクト歴、9年ほどでした。私の場合、乱視もあったので、ソフトは基本的に無理ということで、ハードだけでした。また眼鏡も併用していましたが、眼鏡は疲れやすかったので、外出時はほとんどコンタクトに頼っていました。朝起きてコンタクトを入れなければ、何も始まらないという状態でした。
 さて、このコンタクトですが、ハードの場合、日常付けている場合は、かなり角膜に影響を与えている(角膜を圧迫している)ので、レーシック前は、数週間前から外すことになっています。病院によってはまちまちですが(1週間から1月前)、私の場合は3週間前から外すよう言われていました。でも私は体験談にも書いていますが、1ケ月前から装用中止しました。案の定、術前検査では、コンタクト装用時と比べ、かなり角膜の形が変形していました。全く変わってしまったという人も多くいるようです(先生談)。それゆえ、レーシックを受ける方で、コンタクトレンズを装用している方(特にハード)は、かなり前から外しておいたほうが、目標視力に到達しやすくなると思います。一番いいのは、ずっと眼鏡をすることですが、私みたいに、眼鏡が嫌いという方もいると思うので、コンタクトの場合は気を付けたほうがいいと思います。後、コンタクトが角膜に及ぼす影響として、内皮細胞との問題があります。内皮細胞についてはココ を参照して下さい。ただ、コンタクトの内皮細胞への影響はそうないと検診の時に言われました。私も内皮細胞は平均以上でした。まあ、この細胞は何もしなくても、毎日減っているので、気を付けるに越したことはないと思います。あと、レーシック後、近視の戻り等で視力が落ちた場合、再びコンタクトができるかということですが、これは問題ないということです。ただ、RKや、PRKの場合は、一定期間が必要ということを聞いたことがあります。RKの場合は、角膜に切込みを入れているので、コンタクトとの間に隙間ができることがあり、コンタクトが汚れ易くなることがあるみたいです。 
               
     
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Aフラップ形成について
フラップというのはレーシック特有なものであると思います。マイクロケラトーム(電動カンナ)で角膜の表面を削るため、一時的に角膜のフラップ(蓋)を作ります。その後レーザー照射後元に戻すわけですが、その後の定着状況が気になると思います。このことについてある眼科の先生より、回答をもらっています。
【フラップは3〜6ヶ月ほどで安定してきますが、ごしごしこすったり、ひどい打撲を受けたりしなければ普通の生活でずれるということはまずありません。但し、表面は細胞できっちり覆われ切ったところもほとんど分かりませんが内部のほうは新しい細胞が出てくることは無いので時間の経過とともにより密に密着するという少々気長に考えなければならない面もあります。】
参考にして下さい。再手術の場合、だいたい半年後に行うところが多いみたいですが、この時は、マイクロケラトームは使わず、そのままフラップをめくるみたいです。こくらいの期間だとまだ簡単に剥がれることが多いみたいです。術後2年ぐらい経った人のフラップが喧嘩した時に剥がれたという話も聞いたことがあります。普通の日常生活ではまず剥げることはないと思います。私も、たまに寝ぼけて目をこすったりしますが大丈夫みたいです。まあ個人差もあると思いますので、各自研究されるのもいいと思います。PRKの場合は、ボーマン膜もなくなるのですが、これは将来どのような影響を及ぼすかはまだ定かではないみたいです。レーシックの場合、フリーフラップなどもあると聞きますので、その場合はまた影響が変わってくると思います 

                      
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 Bハローとは
 レーシックではその合併症も問題になっています。ドライアイ(次の項で紹介)、近視の戻り、術後乱視、ハローなど、ここではハローについて考えてみたいと思います。ハローというのは、太陽の日の当たる日中は大丈夫なのですが、夜間、車のヘッドライトや、ネオンなどの光が滲んで見えたりするなど、はっきりした見え方をしないという現象です。このハローの具体的見え方は次のHP→ ココ で紹介されていますので、参考にしてみて下さい。私の場合ですが、若干ですがやはりハローは存在します。具体的に、街灯などの場合は広がってみえる場合があります。これは不思議なことに、街灯の種類によって広がったり、正常に見えたりとまちまちです。後車のライトですが、前方のライトは気にならない程度です。後ろのブレーキランプですが、ブレーキペダルを踏んだときに点灯する、赤い色ですが、遠くから見たら、拡散して見える場合があります。トンネルなどは問題ありません。ネオンですが、これは夜のネオン街に行くと、ほんと鮮やかという感じの見え方です。よくデジカメに例える人がいますが、私の場合も近視の時が30万画素だったとすると、今は300万画素の見え方みたいです。これも個人差が大きく影響していると思います。ここにこられた方で、こんな見え方がしますよというかた、お便り下さい。
事実、私の場合はコンタクトをしていた時も、このハローは存在していたように思えますまあ、その時と比べたら、今はそう大して気になることはありません。日常生活では大丈夫です。 
 
                     
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Cドライアイ
ドライアイは最近のOA化に準じて、この症状を訴える人が多くなっているみたいです。レーシックの場合も、その合併症としてこのドライアイの症状が多かれ少なかれでるみたいです。原因ははっきり分かりませんが、マイクロケラトームで角膜を削るときに、涙腺に通じている神経を切ってしまうからではないかという見解もあります。コンタクトをしている人でこの症状がある人は、大変だと思います。涙がでないので、疲れも大変だと思います。私もレーシック後はこの症状が現れました。目が乾くと、目が痛くなるんですね。目薬をすると解消されます。6ケ月検診の時もこの症状が出ていました。その時は、両目とも乾いていました。ドライアイ対策として、簡単な訓練を載せています。
ココ 参考にして下さい。私もとりあえず、市販の目薬を携帯していますが、最近(術後9ケ月)はあんまり使ってないです。パソコンなどする時は、マバタキをするのを心がけています。このドライアイというのは、だいたいどれくらいで解消されるのか、個人差があるのではっきりとは分かりません。1ケ月で解消される人もいれば、半年から1年かかる人もいるみたいです。あ、そういえば坪田先生もドライアイ用眼鏡を掛けていました。先生はドライアイについても研究されています。       
  
           
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Dレーシック後のトレーニングについて
 さて、レーシック後の日常生活ですが、特に何もしなくても問題はないと思いますが、私の場合は定期的に目のトレーニングをしています。視力表の凝視、私が使っているのはコレ@ A Bです。後、遠近凝視、視点運動なとなどです。前述のドライアイと一緒にすれば効果大のような気がします。疲れた時などにいいのではないでしょうか?
合併症で視力低下になった人が、訓練で回復した人もいます。
パソコンでの作業が多い人は、1時間おきにするのもいいのではないかと思います。後何かいいトレーニングがあったら連絡下さい。


                      
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Eオルソケラトロジー
 最近レーシックと並んで話題を呼んでいるのが、コンタクトを付けて視力を改善させる,オルソケラトロジー(以下オルソ)である。普通のコンタクトが日中付けているのに対して、このコンタクトは夜寝る時に装着して、日中裸眼のままで過ごせるといった普通と逆の発想のコンタクトである。特注オーダーのため、両目で、20〜30万円といったところが相場ではないでしょうか。コンタクトとなると決まって付いてくるのが、角膜への影響である。よく、使い捨てコンタクトで角膜炎症など、訴える人が多いと思いますが、やはり、使い方に問題があるのではないでしょうか? それと同様オルソにも同様の問題が発生してきます。レンズは素材(完成まで1ケ月ぐらい)がいいので、そう問題になることはないと思いますが、やはり、気を付けなければならないと思います。また、このレンズは強度近視の人には、完全な回復は難しいため、ある程度限定されてくると思います。また、回復まで何回か、レンズを作りかえなければならないので、手間もかかると思います。よくレーシックのデメリット=オルソのメリットと言われますが、なんだと思いますか? それは、オルソの場合元に戻せるということです。オルソは装用を中止すると角膜が元の形に戻ります。もちろん視力も元に戻りますか・・・・。これにに対してレーシックは、一度行うと、絶対元に戻すことはできません。角膜が削られているので、仕方がないといえばないのですが、視力は維持できます。かくいう、オルソは短期的な効用を希望するときに、いいのではないでしょうか? 例えば、免許の更新の前とか、就職試験で視力が絶対条件の時など。もともとオルソは、自衛隊での視力検査の時のために作られたものであるといいます。どうしても、角膜を当たりたくないという人はこちらも選択肢にいれてみてもいいと思います。ただ、仮性近視や、幼少の時は完全回復もあると思いますが、それ以外で視力維持を続けたいときには、装用し続けなければならないということが難点ではないでしょうか?後、問題になるのが、角膜の内皮細胞への影響です。これの内容については @のコンタクト、眼鏡の項で上げているので参照してみて下さい。このようにオルソのメリット、デメリットをよく踏まえた上で、選択すればいいのではないでしょうか?オルソも、レーシックもまだ長期経過が出てないので、これから注目していきたいと思います。オルソを扱っている病院を上げておきます。一度研究されてみてはどうでしょうか?
※オルソを扱っているHPは ココ
               
    
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F視力回復訓練
 体験記でも述べていますが、巷では視力回復の仕方に関する書籍ががたくさん出回っています。ここでは、レーシック以外の視力回復について考えて見てみたいと思います。まずどんなものがあるかというと、なんといっても視力回復センターです。全国にたくさんのセンターが存在しています。(私の体験からいくと、今は変わっていると思いますが)ここではまず、現在の視力測定を実施し、それによりその人個人のプログラムが組まれます。それにより、週何回か通ってトレーニングが実施されます。仮性近視の場合、何回か通っているいるうちに、視力の向上の実感があるかと思いますが、私みたいな場合な0.02ぐらいだと、全くといっていいほど、実感がありませんでした。それでも0.06になったと言われた時は、もしかしたらという、かすかな希望が生まれたものでした。実際0.1以下(0.01以下の強度近視は除きます)だと、0.08も0.02も見え方としてはそう対して変わりないと思います。どうでしょうか?私の実感だとそう思います。私自身の感想では、時間とお金の無駄だったという感じでした。
次は、通信教育での回復訓練です。これは遠近療法、中国式目の体操などを組み合わせて、一日20分ぐらいのトレーニングを半年から、1年ぐらい続けるというものでした。ある程度の根気がないと続かないと思います。ここでは、フラッシュ現象という言葉が私には印象的でした。これはどういうものかというと、一時的に瞬間に視力がよくなる現象です。これが続くと、視力回復も近いということをよく聞きました。この講座はベイツ理論「眼筋を鍛えるトレーニング」に基づいたものでした。私は真面目に半年続けました(笑)。結果は効果なしでした。次は機械を使った回復訓練です。よくメガトレ、アイマシンなど、名前を代えて出てきますか、内容は同じものだと思います。これは双眼鏡みたいな機械を除いて、中の赤い点を目で追うといったものです。確かに目の訓練にはなると思いますが、逆に疲れも倍増するのではと思います。まあ私には効果なしといったところです。以上他にもいろいろとあります。各個人で研究されてみるのもいいと思いますよ。 
                 
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G近視は病気か否か?
レーシックを受けるに関して問題となってくるのが、果たして近視が病気がどうかということです。察しのとおり、眼鏡、コンタクトには保健が適用されません。もちろんレーシックもです。これは近視が病気ではないということが前提になっているからではないでしょうか?眼鏡、コンタクトで矯正視力が出ているので、わざわざ健康な角膜に傷をつけてもいいのかというのがレーシック否定派の言い分だと思います。確かに、レーシックも完璧はないと思います。合併症などが少なからず出てきます。またレーシックをしてかえって前より悪くなったという人も聞きます。まあこれは事前検査で手術適用かどうか分かりますので、前より悪くなるということは最小限防げると思います。
 ただ近視で一番問題となるのが、自然災害などが起きた場合です。まだ記憶に新しい阪神大震災では、多くの犠牲者が出ています。この中で、近視のために逃げ遅れたり、障害物が分からなかったという人もいるみたいです。最悪の場合は命の問題にもかかります。こういうことを考えると、やはり近視が病気ではなく正常(要するに自然のなりゆき)なものと位置づけるというのには少し無理が生じてくるのではないでしょうか?私としたら、歯と同様、治療できるのならやはり、ちゃんと治療して快適なビジュアルライフ(どこかで聞いたような?)を過ごしたいなと思います。結論からいけば、近視もある意味ではやはり病気とみて、その人が希望するのなら治療もいいのではと思います。これに関しては今後も議論の余地があると思います。 


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Hレーシックを決断するとき!
 レーシックを決心する時、これは人それぞれだと思います。ある人は、眼鏡やコンタクトでは目が疲れてしょうがない、またある人は眼鏡はうっとうしい、さらに、眼鏡、コンタクトの使い分けが不便などなど、皆さんはどうでしょうか?
私の場合は体験談にも書いていますが、やはり、面倒だったということに尽きると思います。ただそれから=レーシックという選択肢に直接つながるには、時間がいるのではないでしょうか?今の目の状態、自分の年齢、環境、将来のビジョンなど、総合的に判断して、やはり、レーシックという選択肢にたどりつくのではないてしょうか?レーシックについて一番問題となるのが、経済面と精神面の問題です。この両方を克服できるかどうかということです。私の場合一番問題になったのがどちらかというと精神面です。なんといっても目ですから手術後の見え方が恐かったですね。変な見え方になったらどうしようかと、手術直前まで頭から消えませんでした(笑)。終わってみればなんでもないことですが。レーシックを受けた皆さんはどうでしょうか? ご意見などお待ちしています!!!!


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